カテゴリ:学校生活

吹奏楽部 函館地区吹奏楽コンクールに向けて

 7月29日(金)に開催される函館地区吹奏楽コンクールに本校の吹奏楽部が参加します。夏期休業中ですが、毎日コンクールに向けた練習に熱が入っています。

金賞・地区代表を目指して

 コンクールまで残り2日となった7月27日のこの日、熱の入った演奏が校舎に響き渡っていました。金曜日のコンクール当日は午後から15時10分頃まで、本校の玄関ホールで音出しと合奏練習をした後、地区代表目指し、会場の市民会館へ向かい本番を迎えます。

 本番でも練習と同じように、美しい響きを会場に届けてくれることを願っています。

全校生徒の折り鶴が集合

 生徒会を中心に全学級で折っていた折り鶴が1つに束ねられ生徒会室に集合しました。25日(月)に函館市役所に届けられ、生徒の気持ちのこもった鶴が函館市の平和大使とともに長崎に向けて旅立ちます。

函館錦識寺 上田隆弘氏が講話

 函館錦識寺の上田隆弘さんが、昨年度に引き続き本校に来校し、3年生全クラスで、「人はどう生きるべきか」について、自らの体験をもとに講話をしてくださいました。

これからの世界は私たち若い世代にかかっている

《自立》自らのよさに気づき 主体的に学習に取り組む生徒 

   上田さんは、「宗教とは何か」をテーマに80日かけて世界13カ国を巡り、見聞したことを基に世界一周記を執筆。全国9社の新聞で『いのちと平和を考える―お坊さんが歩いた世界の国』を連載しています。

 この日は、1時間の講話を、3年生3クラスでおこなってくださいました。

 自らの仕事である「宗教」について、学生の頃「宗教とは人間が作ったものに過ぎないのではないか」という「問い」を持った経験。また、それについて深く考え、答えをさがすため世界各地で様々なことを見聞してきた体験をお話しくださいました。

 「なぜこうなのか、なぜこうなっているのか、という問いを常にもち続け学んでいくことが必要。これからの世界を作っていくのは私たち若い世代。一緒に頑張ろう。」と、これから受験を迎える3年生へ、メッセージが送られました。

  終わった後の生徒の感想では、「自分の中で何かしらのテーマを決め、それを追求し続けるという姿勢は、私もそうなりたい、と強く思わされた。」「上田さんは、なんとなく過ごしていてはすぐに時間は過ぎてしまうと仰っていたので、今すぐでなくてもいつか熱中できるテーマを探していきたい。」と、今後の生き方や自分の学び方について、それぞれ考えを深めていたようです。

1年生「性に関する指導」(題材 生命の安全教育)

 6月24日(金)1年B組において、「性に関する指導」の研究授業が行われました。

もし性的な暴力の被害にあったら・・・

《互恵》思いやりをもち 互いに助け合う生徒

 この学習では、心と体には適切な距離感があるということや、距離感が守られないときに取るべき行動を理解し、相談方法を身につけることがねらいです。

 授業では、心と体の距離感についてグループで相談しながら、「知らない人だったら」、「友達だったら」、「恋人だったら」、「家族だったら」、という四つの観点で表にまとめ、互いの考えを交流しあいました。その後、性暴力の例や背景について学びました。

 授業の最後の振り返りでは、

「よりよい人間関係をつくるには、自分も相手も大切にするということがわかりました。性暴力を見つけたら信頼できる大人の人に相談するということもわかりました。」

「初対面の人をすぐ信用せずに、段々信用したほうが良いと思った。嫌なことがあったら抱え込まずに信頼できる人に相談し、いくら仲が良かったとしても嫌なことは嫌と言う。」

と、被害に遭ったらどのように対応すればよいのか、また、お互いの気持ちを尊重し、対等な関係をもつことの大切さについて考えを深めていました。