「学校生活」の記事一覧

 11月27日(木)、函館市において「文化芸術アウトリーチ事業」の一環として、宮崎加奈古先生を講師にお迎えし、1年生が各学級で1時間の箏の指導を受けました。

 まず初めに、宮崎先生から演奏時の手の使い方や、弦を弾く際の手の形、音を上手に出すためのコツなど、基本的なテクニックが教えられました。生徒たちは、先生の丁寧な指導を受けながら、箏の演奏に必要な技術を一つひとつ身につけていきました。

 その後、生徒たちはペアを組んで、1台の箏を2人1組で「さくらさくら」の演奏に取り組みました。お互いに教え合いながら、協力して演奏を練習する姿が印象的でした。生徒たちは、限られた1時間の中で、箏の美しい音色を楽しみながら、日本の伝統文化に親しむ貴重な時間を過ごしました。

 短い時間ではありましたが、箏の魅力を感じ、日本の伝統音楽に触れることができた生徒たちは、非常に充実した時間を過ごしたようでした。

 11月26日(水)の3・4時間目、総合的な学習の時間において、1年生を対象に「ノーマリー教室」が開催されました。この教室では、大妻高等学校の齊藤賢一校長先生をはじめ、3名の先生方を講師としてお迎えし、障がい者の気持ちを理解し、考えることを目的に「福祉ボランティア」の実体験を通じて学びました。

 体験内容は、高齢者疑似体験、車いす介助体験、視覚障がい者歩行体験の3つの項目から2つを選び、それぞれ体験しました。生徒たちは、普段の生活では感じることのできない障がい者の立場に立って、実際に体験し、支援することの重要性を実感しました。

 これからの生活に役立つ貴重な経験となったことと思います。短い時間ではありましたが、生徒たちは充実した時間を過ごし、福祉の大切さを深く学んだようです。大妻高等学校の齊藤校長先生をはじめ、講師の先生方には心より感謝申し上げます。

 11月19日(水)、2年生の音楽の授業で、和楽器である和太鼓の学習が行われました。この日は、函館市のアウトリーチ事業の一環として、和太鼓の専門家である「こぶし座」の松岡智恵美先生をお招きし、指導を受けました。

 松岡先生からは、和太鼓の基本的な構え方や力の入れ方、そしてかけ声などを教えていただきました。生徒たちは、先生の指導のもと、和太鼓に向かう姿勢や演奏のコツをしっかりと学びました。演奏の最後には、決めポーズを取るなど、楽しみながら演奏を進めていきました。

 体育館には、生徒たちの力強い太鼓の音色が響き渡り、和太鼓の魅力に親しんでいる様子がうかがえました。生徒たちは、和楽器の伝統に触れながら、音楽を通じて日本の文化を深く学ぶ貴重な時間を過ごしました。

 11月14日(金)、3年生およびその保護者を対象に、今年度の入試選抜等に特化した進路説明会を実施しました。近年、高校入試の出願方法が大きく変わっており、特にウエブ出願など新しい手続きが導入されています。そのため、1つ1つの手続きを慎重に進めることが重要です。

 説明会当日には、多くの保護者の皆さまにお集まりいただき、進路選択や入試に関する関心の高さを改めて感じることができました。参加された方々には、今後の進路選択に役立つ情報をしっかりとお伝えできるよう、具体的な手続きや重要なポイントについて詳細に説明を行いました。

 保護者の皆さまからの進路に対する真剣な思いが伝わる、充実した時間となりました。

 10月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)に開催された第66回道南バスケットボール新人戦では、男子チームが準優勝、女子チームが見事優勝という素晴らしい成績を収めました。この結果、両チームは札幌市・小樽市で開催される第39回北海道中学校バスケットボール新人戦南大会への出場権を獲得しました。

 さらに、個人の活躍も際立ちました。男子チームの横手英音さんは大会で優秀選手に輝き、その卓越したプレーが光りました。また、女子チームでは江成涼さんが最優秀選手と小栗乃愛さんが優秀選手に選ばれ、それぞれがチームに貢献する素晴らしい活躍を見せました。

 選手たちの努力とチームワークが実を結んだ大会となり、今後の大会への意気込みも一層強く感じられます。次のステップとなる北海道中学校バスケットボール新人戦南大会に向け、さらに成長した姿を見せてくれることを楽しみにしています。

 

 11月7日(金)5時間目に、2年生の総合的な学習の時間で研究授業が行われました。今回は、2年団の先生方が中心となり、「職業体験事前学習」として『なんのために働くのか?』をテーマに、グループごとに仮説を立てる学習に取り組みました。授業ではマインドマップを活用し、生徒が自信を持って意見を述べられるよう工夫されており、論理的思考力とプレゼンテーション能力を同時に育成することを目指した内容となっていました。

 授業後には、授業内容や指導方法について意見交換を行う研究協議が実施され、教職員同士でさらに研鑽を深める時間となりました。また、函館市教育委員会の橋田大輔指導主事、北海道教育委員会渡島教育局義務教育指導班の吉田智宏指導主事にもご参観いただき、多くの助言を頂戴しました。いただいたご指導は、今後の授業改善に大いに生かしていける貴重な内容となりました。

 

 10月31日(金)、5・6時間目に地域公開授業参観が行われました。今年3回目となるこの授業参観には、たくさんの保護者の方々が来校され、子どもたちの学習の様子を参観していただきました。

 普段とは少し違った雰囲気の中でも、生徒たちは落ち着いて、そして意欲的に学習に取り組む姿が見られました。参観の機会を通じて、保護者の方々や地域の方々が、子どもたちの成長や学びの過程を直接感じ取っていただけたことと思います。

 地域公開授業参観にお越しいただいた保護者、地域の方々に心より感謝申し上げます。今後も、このような機会を通じて、地域とのつながりを深め、子どもたちの学びをさらに支えていきたいと思います。

 10月27日(月)午後、青柳小学校、あさひ小学校、弥生小学校の6年生が本校を訪れ、体験入学を行いました。この体験入学は、本校と近隣の小学校3校が連携して進めている「青柳ネットジョイントプロジェクト」の一環として実施されました。このプロジェクトは、児童が中学校に進学する際、学習面や心理面でスムーズに接続できるよう支援することを目的としています。

 体験入学では、中学校の担当者が、授業の進行や学習面での約束、マナーについて説明しました。その後、参加した6年生たちは校舎を見学しながら、実際の授業の様子を参観しました。生徒たちは、中学校での生活を具体的にイメージし、進学への期待と準備を深めることができました。

 この体験入学を通じて、児童たちは中学校での学びや生活に対する理解を深め、進学に向けての不安を軽減できたことと思います。今後も、これらの連携活動を通じて、より良い小中接続を目指していきます。

 

 

 10月15日(水)、本校では地震を想定した避難訓練を実施しました。訓練の内容は、まず地震発生後に身を屈め、頭を隠して身を守る基本的な動作を行った後、火災が発生したという想定で、グラウンドへの避難を行うというものでした。

 生徒たちは、真剣に訓練に臨み、素早く避難を完了させました。全校生徒約250名の人員確認は、わずか3分ほどで終了し、その迅速さと正確さが光りました。特に、3年生は落ち着いて素晴らしい対応を見せ、さすがの成長を感じることができました。

 訓練終了後は、各教室で振り返りの時間を設け、訓練の内容について再確認しました。生徒たちは、実際の災害時にどのように行動するべきかを改めて考える良い機会となったようです。

 今後も、このような訓練を通じて、自他の生命を守るための心構えを育んでいきたいと考えています。

 昨日、2年生が総合的な学習の時間の一環として、函館市内にある5カ所の事業所(函館地方裁判所・函館海上保安部・函館競馬場・函館地方気象台・NCV函館センター)へ職場訪問を行いました。

 生徒たちは、普段の学校や家庭といった日常の環境を離れ、実際に働いている方々の姿に直接触れることで、社会の中で果たされているさまざまな仕事の役割や責任を体感する貴重な機会となりました。それぞれの事業所での説明や見学を通して、仕事の内容ややりがい、必要とされる知識・技能について学ぶことができました。

 また、働くことの意味や大切さを考えると同時に、自分たちが今、学校で学んでいることが将来どのように活かされるのか、どのように社会とつながっていくのかということを改めて見つめ直す機会にもなったようです。加えて、「働く」という行為の中にある人との関わりや責任感、そして生きることの尊さについても、多くの気づきを得ることができたようです。

 今回の職場訪問で得た学びや経験を11月に実施する職業体験学習に生かし、さらに今後の進路選択や将来の夢を考えるうえでの大きな手がかりとなることを期待しています。

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