道立高校における1人1台端末環境について(北海道教育委員会教育長)
北海道教育委員会教育長より、中学生の保護者の皆様へ以下の通り通知が来ておりますのでお知らせいたします。
道立高校において令和4年(2022年)度入学生からBYODによる1人1台のパソコンを活用した授業が始まります!
国のGIGAスクール構想により、小・中学校において1人1台端末環境が実現し、令和3年度以降、ICTを活用した教育活動が本格的にスタートします。こうした中、高等学校においては、令和4年度から新学習指導要領が年次進行で実施となることから、これに合わせて1人1台端末環境とする必要があり、道立高校では、本年度、国の補助事業を活用し、無線LANアクセスポイントの設置など情報通信ネットワーク整備を進めてきましたが、端末整備については、GIGAスクール構想における国庫補助の対象とされていないことから、道教委として、外部有識者に意見を伺うとともに、他都府県の整備方法を把握するなどして検討を重ねてきました。
この検討の結果、道立高校における1人1台端末は、「ICTを活用した学習においては、学校や自宅など様々な場面で端末を使用できる環境が効果的であること」、「高校教育では、教科書や電子辞書等の教材の経費は、これまでも私費負担としていること」等の理由から、経済的な事情により端末の所有が困難な生徒への配慮を講じた上で、令和4年度の新1年生から、生徒が個人所有の端末を学校に持ち込む方法により実施することとしました。
つきましては、今後、対象となる中学生の保護者に対し、教育においてICTを活用する目的や1人1台端末の必要性、一定の保護者負担が生じることなどについて理解を深めていただくための取組を進めることとしておりますので、御理解と御協力をお願いします。
パンフレットはこちらから→04_別添(3)保護者・中学生向けパンフレット「BYODによる1人1台のパソコンを活用した授業が始まります!」(211007版).pdf