全国学校給食週間 1月24日~30日

 「全国学校給食週間」となる1月24日~30日の期間中、給食が始まった当時に函館市で誕生した「なつかしの」給食メニューが提供されています。初日24日は、昭和56年に函館で給食メニューとして取り入れられた「中華飯」の日で、昭和のメニューに生徒たちは舌鼓を打ちました。

 

今週は昭和時代誕生の給食メニュー

 日本の学校給食は、明治22年に関東で始まり、戦時中は一時中断。戦後の昭和21年12月24日に復活し、函館市も同年から始まりました。それ以来12月24日を「学校給食感謝の日」としていましたが、ちょうどこの時期は冬期休業と重なるため、一ヶ月遅らせた1月24日からの一週間が現在の「全国学校給食週間」となっています。

 普段から生徒たちは、3時間目の休み時間頃になると、よく教室に掲示してある献立表を何人かでのぞき込み、「今日のメニューは?」と会話する様子が見られます。全国給食週間一日目のこの日、生徒たちは、毎日食べている給食へ感謝しながら、巴中学校の調理場より提供された昭和誕生のメニューを楽しみました。

 なお、給食週間今後のメニューは、25日が昭和54年誕生の「チーズすいとん(五目すいとん)」、26日が同年誕生の「クローヨ(酢豚)」、27日が昭和53年誕生の「ポークビーンズ」、最終日30日が昭和40年代の人気メニュー「鯨竜田揚げ」の予定です。

 保護者世代が子どもの頃に、給食でよく出ていたメニューですので、ご家庭でお子さんと懐かしのメニューについて話題にされてみてはいかがでしょうか。