こころとからだを守る性の学習会

 2月12日(金)函館中央病院の助産師である、滝澤弘子氏と瀬川千幸氏のお二方を講師としてお招きし、2,3年生の「こころとからだを守る性の学習会」を行いました。

 性に関する科学的な知識や、思春期の心と体の変化を学び、望ましい人間関係について考えさせる中で、お互いを思いやる気持ちと自他の生命を尊重しようとする態度を育むことが目的です。また、性被害についても学び、自分の身を守ることの大切さを意識させるために行われました。

 午後から行われた2年生の学習会では、真剣な表情で生徒は講話を聞き、妊婦体験や、赤ちゃん抱っこを体験。妊婦体験を行った山田 朔さんは「バランスをとるのが難しかったし、重くて大変」と、母親の大変さを実感し、赤ちゃん抱っこ体験を行った佐々木結衣さんは「赤ちゃんの首がすわっていないので不安だった」と、赤ちゃんの命の重みについて考えを深めていたようです。

 最後に講師の方から、「家族への感謝を忘れずに、将来は自分が次の命のバトンをつなぐ気持ちを忘れないで欲しい」と、生徒へメッセージがありました。生徒を代表し、健康委員会委員長の近田泰成さんから、「自分の心と体を守るために、周りの大人や友達に相談することが大切だと言うことが心に残った。自分の感情をぶつけるなどして他の人を傷つけないよう、これからの人生を送っていきたい」と、感想と謝辞が述べられました。

 赤ちゃん抱っこ体験